めぐろ労協春闘委員会開催

2024年2月8日 カテゴリー:3-イベント タグ:,


2月8日(木)午後7時から、土建目黒会館で、目黒労協委員会が開催されました。

当日は、まずJMITU前委員長 生熊茂美さんから「7回のストライキをたたかった組合の仲間たち」と題して、講演。(以下、メモ)この時点で16名参加

JMITU前委員長生熊茂美「7回のストライキをたたかった組合の仲間たち」

24春闘の特徴は、「物価上昇しているから賃金上げろ」=私たちの労働力の「原材料」:物価が上がっているから。原材料が上がれば製品価格上げるのと同じ。

もう一つ「労働力不足」、賃金上がって当たり前?→でも上がらない。労働組合の力が。そごう西武デパートストライキの報道など、「変わり目」にいる。

甲南電機=六甲山脈の「甲」空気バルブ製造。ユニオンショップの「普通の組合」。聞きに行った。どうやったらストライキ出来るか?、「ダメなものはダメ」といえるためには何が必要か。 いままでも春闘で1回ぐらいストライキ=「お付き合い」、しかしこの10年間、出す要求1万円、会社回答3-4千円、まあしょうがないと妥結。23春闘では、これでは足らないのでは。 甲南電機支部ニュース N0.940=組合員の声  総評系+同盟系が合体した組合で かってから組合の声聞く風習。労使関係では、賃上げ決定できるのは会長のみ、団交はすぐ終わってしまうので、その後の団交待機の組合員討議。団交ある日は残業しない伝統があり貴重な討議に場。またユニオンショップで、会社の会計資料・内部留保など組合をわかっている。会長は納税者番付に名がでることがほこりで「税金は払わなくては」というが、賃金抑え、開発・設備投資しなくていいのか、などの問題点を感じた。

23春闘7700円賃上げ。「残業拒否」などの意見出たが、残業拒否継続は厳しい。一発回答では終わらせない。経営者に真剣に考えさせ、労使関係を変える。賃上げ・春闘は労働組合がイニュシアチブ持つ場。大手では会社主導の賃上げもみられる。セガ=23春闘で3万円以上賃上げ・初任給30万円に大幅アップ、でもこれは国際的な話で国内では上がっていない。会社都合の賃上げは続かない。

賃上げ、額も大事だが、労働組合が強くなって闘い続けることがもっと大事。組合員が増えたか、影響力が増したか、先頭に立って頑張れる人をどれだけ作れたか。労使の力関係を変えることが大事。今年24春闘こそが試される時ではないか。

質疑

・Q なぜ大手のみで中小が賃上げできない? どうしたらいい?

生熊:中小でもあげられないはずない。最賃上がれば上がる。製造業でいえばここ数年円安で中小も儲かっている。

委員会:12名で成立。現在、代議員7名出席(労協役員は9名出席):委任状5まで有効。成立している。

めぐろ労協24春闘方針提起

石山事務局長:

最低賃金適用除外、研修期間・外国人技能実習生などなど。これを利用されているが、知られていない。裁量労働制拡大・労働法制化改悪の動き、などとともに」情報提供していきたい。適正な金額が労働の対価として支払われるべき、社会保障切り下げを許さず、拡充を目指す運動にも取り組んでいきたい。

「最低基準と目標」を確認し、地域の共闘にも積極的に参加、全国一律最低賃金大幅引き上げにむけ運動を。4月目黒区長選、7月東京都知事選などにも、民間パトロールや、労働組合として可能な宣伝行動に取り組む。

最低賃金適用除外にかんするメモ(作成中)

20240209最低賃金法適用除外メモ

自交総連目黒自動車交通

ライドシェア問題、アメリカなど様々な問題が出ており、世界では見直しの状況。タクシー年収200万以下の状況で、本体なら賃金労働条件の引き上げが必要なところに、さらに労災もない労働者をつくる結果となる。国交省への請願書名、3月7日集会・行動に協力を。

・目黒区職労

若い人の組織率低下。区長選挙情勢、現在立候補者のみでは究極の選択? ぜひ民主的な候補擁立を。

・東京土建目黒支部

確定申告、自分でやってみて、今年私は赤字。消費税の計算していると頭にくる。個人事業主のひとりとして、我慢できない。闘っていきたい。