東京地方最低賃金審議会 31円最賃引き上げ答申 時給1072円に
東京最賃審議会答申 31円引き上げ
東京地区最低賃金審議会は8月5日、東京の最低賃金31円引き上げを求める答申を行いました。これは先の8月1日中央最低賃金審議会のA/Bランク31円、C/Dランク30園引き上げの目安どうり。東京はいつも中央の目安どうり。なにが検討・話し合われているのか、非公開ですから全くわかりませんが、NHKTV報道によれば、使用者側委員3名は反対したとのことです。
東京都最低賃金の31円引上げを答申20220805 001215740
東京の最低賃金 労働局審議会31円引き上げ1072円で答申|NHK 首都圏のニュース
NHKニュース 東京の最低賃金 労働局審議会31円引き上げ1072円で答申
現在、時給1041円となっている東京都の最低賃金について、東京労働局の審議会は、国の審議会が示した目安通り31円引き上げて、時給1072円とする答申を行いました。
10月から適用される見通しです。
厚生労働省の審議会は今週、今年度の最低賃金について過去最大の全国平均で31円引き上げるという目安を示し、現在、都道府県の審議会で実際の引き上げ額について議論が進められています。
このうち東京労働局の審議会は、5日の会合で目安通り31円引き上げ、時給1072円とする案をまとめました。
そして、採決の結果、賛成多数となったことを受けて労働局に答申しました。
31円の引き上げは東京都でも過去最大で、物価、特に食料品や光熱費などの上昇が大きいことや企業の経営状況が昨年度よりは回復傾向にあることなどが重視されたということです。
一方、企業側の委員からは「コロナ禍からの回復の兆しも見えていたが足下では急激に感染が拡大し、エネルギー価格の高騰などもあって見通しが立ちづらい」という意見が出され、採決では3人が反対したということです。
東京労働局では今月22日まで異議申し出を受け付け、新しい最低賃金1072円はことし10月から適用される見通しです。
東京地方最低賃金審議会の都留康会長は「生活が苦しくなっている最低賃金水準で働く人たちを守る観点を重視した結果です。労働局には、厳しい経営が続く企業の支援の推進をあわせて要望したい」と話していました。
8月5日、東京地方最低賃金審議会開催に合わせ宣伝行動
秘密審議の東京最賃検討。東京春闘共闘などの仲間は、審議会歳ごとに会場前で宣伝行動。審議公開・大幅最賃引き上げを訴えました。
全国では、中央最賃審議会目安以上の引き上げ相次ぐ 沖縄33円UP!
全国では、各県最低賃金審議会で検討が行われています。中央最低賃金審議会の目安以上の最賃UPが続いています。8月11日、沖縄は全国一の33円UPを決めました。以下の表は最賃大幅引き上げ全国キャンペーンの8月10日集計です。
東京労働局長 異議申し立て受付告示
この答申を受け、東京労働局長から、意見募集がさっそく公示されました。 東京地方最低賃金審議会の意見に関する公示 東京労働局一般公示第217号
東京地方最低賃金審議会の意見に関する公示20220805 001215957
目黒労協 2022東京最賃 異議申し立て
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