9月13日目黒区：目黒区保育園民営化計画の見直し、ひもんや・第3ひもんや民営化1年延期を発表
9月13日目黒区：目黒区保育園民営化計画の見直し、ひもんや・第3ひもんや民営化1年延期を発表しました。コロナ禍による説明会開催などの遅れを理由としています。
目黒区HPより
令和3年4月15日から計画素案を公表し、区民の皆さまのご意見を募集しておりますが、新型コロナウイルス緊急事態宣言による説明会の延期により、計画改定時期が本年10月の令和4年度保育施設利用申込開始を大幅に遅れる見込となったため、令和3年9月13日付けで計画素案の内容を一部、変更しています。
20210913 SOANHENKOUGO今回変更された 目黒「区立保育園の民営化に関する計画（令和３年度～１１年度）素案」は4月から意見募集が始まり、目黒労協も当初の締め切りにあわせすでに6月26日意見提出をしていますが、9月24日現在：令和3年11月7日（日曜日）まで（必着）として意見公募が続いています。
区はコロナ禍出の遅れを理由としているが、一つの焦点となっているひもんや保育園については、父母などの動きが区への要請、区議会陳情など続いています。
東京新聞6月8日は以下のように伝えています。
要望書は目黒区長宛てで、今月4日に提出された。ひもんや保育園のゼロ歳児クラスを中心とした保護者たちが、同園が4年後に閉鎖され、別の園と統合した上で民営化される計画を知り、5月からオンライン署名を始めた。
要望書によると「区立園は区全体の保育の質を向上させる中心拠点。本来増やすべき区立園がこれ以上減れば、地域全体の保育現場が混乱し、保育の質が低下するリスクがある」と訴えている。1歳と3歳の息子が通園している竹内冬美さん（36）は「転園による環境変化が子供にどう影響するか心配だ」と話した。
同9月13日には区議会文教こども委員会が開催され、以下のような陳情が審議されました。
9月13日
本日の #目黒区議会 文教子ども委員会 陳情審査
①平成25年決定民営化学童の平均1千3百万円削減効果の調査陳情 新規
②区立保育園の民営化に関する計画の撤回を求める陳情書 新規
③目黒区立碑文谷保育園の民営化計画の内容変更陳情
④区立児童館及び学童保育クラブ民営化計画素案に関する陳情
（おのせ康裕 目黒区議会議長 twitter より）
9月14日夜、オールめぐろzoom会議で、前日の区議会の模様が報告されました。多数の傍聴者の中で、午前・午後にわたり文教委員会での論議が続き、①の「平均1300万円削減効果」では区側が答弁しきれず、他の陳情とともに継続審議になりました。
なお9月17日（金）目黒保問協「保育園民営化問題」宣伝行動 17:30～ 西小山駅：は雨天予想の為中止となりました。次回は9月27日（月）17:30～ 学芸大学駅前です。