24最賃スタート! 中央最低賃金審議会前行動→傍聴

2024年6月25日 カテゴリー:3-イベント|99-その他 タグ:,


6月25日(火)今年の最低賃金審議スタート

中央最低賃金審議会開会へ 厚労省前行動

11:00からの審議会開会に先立ち、霞が関の厚生労度省前で、全労連・全労協・最賃キャンペーンなどによる宣伝行動が開催されました。全労連副事務局長、」全労協議長、生協労連などがアッピール。2024最賃審議で、直ちに全国一律:時給1500円実現をと訴えました。審議会傍聴のため途中退席。

 

https://www.youtube.com/watch?v=kW5ucUfL1iA

審議会傍聴! 次回は7月10日。東京最賃は7月1日スタート

中央最低賃金審議会が11:00より、厚生労働省9階にて開催され、傍聴しました。傍聴者は30名以上。マスコミ・TVカメラも入り注目度は高い。ほぼ例年通りの厚生労働大臣からの審議会への「諮問」。そして形式的にはその場で選任した実質的な審議を行う「目安小委員会」に会合が鞍替えし、事務局=厚労省から提出資料(統計類など)の説明。次回小委員会を7月10日(水)13:00~ として昼過ぎ終了しました。

目安小委員会資料は:

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40954.ht

傍聴記録

審議会資料を読み解く 7月1日 追加しました。

賃上げ状況

  全体 大手 中小 加重平均 時給上昇など
連合系第6回集計 5.18%   4.45%(6/5)  3.71% 有期・短時間・契約等 時給62.7円上昇
経団連(2024)   5.58% 3.92%    
日商 (20人以下)     3.88%    
厚労省統(R5)       3.2%  
賃金・労働時間指数

30人以上

    対前年比2.7%UP   時間当たり所定給与  時給2167円(24.1~3)
      5~29人     3.4%UP   時間当たり所定給与 時給1854円(24.1~3)
      5~9人     4.1%UP   時間当たり所定給与

パート募集賃金下限額 全国で上昇 【R6.3 全国:1121円 東京:1217円、青森: 999円】

 

最賃影響率

  対象 未満率 影響率  
地域別厚労省賃金調査 30人未満 1.9% 21.6%  
賃金構造基本統計 5人以上  2.4% 8.1%  
  10人以上     給与平均時間額比 52.4%
同 短時間労働者 10人以上     時間額比 71.1% 1412円
   短時間 女性 10人以上     時間額比 【76.5% 1312円】
毎月勤労統計 5人以上     最賃比率 50.5%上昇

パート労働者比率 30人以上では24.7%、 5~29人企業では42.1%と上昇続く

 

物価上昇

消費者物価(持ち家の帰属除く総合)   +3,8%消費支出上昇

(Aランク 3.9% Bランク 3.7%  Cランク 3.8% )

物価指数地域差  【R6.5  最高:山形 4.4%  最低:東京 2.6%】

R4消費者物価地域差指数(総合)全国を100とすると 最高=東京105.5 最低=群馬 96.1

世帯消費支出(総世帯)(R5) 東京18.9万円  【全国16.7万円 最低:愛媛 13.0万円】

★四人世帯の標準生計費 石川が27万8070円、愛媛は半分の13万8810円などなど。

 

企業状況

日銀短観 業況判断 業種別・規模別、最近・先行きともに おおむねプラス  
  同    経常利益 上昇見込み (中小製造業を除く)  
内閣府   月例報告 景気緩やかに回復 先行き=緩やかな回復が期待される  
総務省 労働力調査 完全失業率ゆるやかに回復  
法人事業統計(総務省) 資本金1000万円以下で 経常利益大幅上昇 利益率も上昇  
労働生産性 令和4 全産業対前年度比プラス(電気・ガス、製造業でマイナス)  
売上高経常利益率 電気、派遣などで利益率低下  
国内企業物価指数    上昇率2.4%と縮小  

 

20240701第68回中央最低賃金審議会資料・記録更新版HP用整理

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