都知事・都教委に「パラリンピック学校連携観戦の中止を求める要請書」提出
8月23日 目黒・世田谷の市民団体、労働団体連名で、東京都知事・東京都教育委員会あてにパラリンピック「学校連携観戦」の中止を求める要請書を提出しました。
目黒労協では6月9日、都教組目黒支部の要請にこたえて、目黒区教育委員会あてに「児童のオリパラ観戦中止を求める」要請書を連名で提出、あわせて目黒区議会にも「学校連携観戦中止を求める意見書」陳情を、市民団体とともに行いました。目黒区は6月22日、オリパラ観戦中止を決定しました。全都でも様々な同様の「学校連携観戦」中止を求める運動により各自治体が中止を次々決定、7月9日東京都もオリンピックへの「学校連携観戦」中止を決定した。しかし目黒のように「オリパラ」ともに中止を決定した自治体ばかりでなく、パラリンピックについては未定となった自治体も少なくなく、各地でパラリンピック学校連携観戦の中止を求める声が強まっている。そこで目黒・世田谷の市民団体・労働団体で東京都に向けての要請を行ないました。
8月24日現在:紫野 あすかさんより
8/23 TBSニュースより
要請書東京都知事 パラリンピック「学校連携観戦」の中止を求める要請書
都の教育委員会によりますと、パラリンピックが開幕した今月24日の時点で、公立の学校では新宿区、渋谷区、杉並区、八王子市の幼稚園児と小・中学生、それに6つの都立高校などの生徒、あわせて2万500人あまりが参加する計画。都立学校では、広尾高校、松原高校、荒川商業高校、久留米西高校、桜修館中等教育学校、南多摩中等教育学校の6校で、489人が観戦予定。
目黒区内の桜修館中等教育学校(元の都立大付属高校)もパラリンピック観戦参加。初日の8月25日
「生徒42人は国立代々木競技場で車いすラグビーを観戦した。移動は専用バスを使用し、観客席では生徒同士が3席ずつ空けて座り、手をたたくなどして応援した。23日夜に都教委から「全員PCR検査を受けてほしい」と通知があり、24日に急きょ検査を実施。都合が合わなかった生徒らが参加を取りやめ、人数は半数以下に減った。」とのこと。8/27毎日新聞記事より