第70回中央最低賃金審議会(25最賃目安諮問)→2025第1回小委員会


最賃上げろ!厚労省最賃審議会前宣伝行動

2025年7月11日  中央最低賃金審議会、25最賃審議のスタート、厚生労働省会議室は満員。TVカメラも3台。

12:30~ 開城の厚生労働省前で、全労連、全労協、最賃キャンペーン三者共同行動は、宣伝行動を約100名で実施しました。

第70回中央最低賃金審議会

中央最低賃金審議会始まりました。会長ー公益代表から、藤村博之委員選出。わにぐち副厚労大臣から諮問文手交。わにぐち副大臣あいさつ、地域間格差にも配慮求める内容でした。

2025年第1回目安小委員会

その後、小委員会委員、代表など選出の上、傍聴などはそのままで、第一回小委員会に移行。
小委員会では事務所厚労省からの資料説明ーホームページにアップされましたー、質疑では、業務改善助成金、賃金平均値、中央チとの関連。さらに追加資料として企業規模別労働分配率などの求めが、使用者側から。公益からはトランプ関税関連、消費者物価でより最賃労働者に近いものを、などの求めがありました。

平均賃金の50%、賃金中央値の60%

2025骨太方針にでて、注目の新資料。EU指令を踏まえた最賃水準(賃金平均額の50%、中央値の60%)については、補足資料p6 にあっさり1頁。eu指令の記述もない。使用者側委員から「国別の制度の違い」「所定外賃金を加えているかの違い」を説明するように求められる。
2020年代に1500円=毎年7%以上の最賃アップ必要、を厚労省はやる気あるのか。膨大な資料のどこを見ても7%の数字は出てこず、唯一使えるポイントのこの賃金中央値60%も、このありさまでは、全く従来どうりの最賃検討にしか見えない。

小委員会開催予定

さいごに今後の予定で、中央最賃審議会小委員会、第2回は7月22日、第3回7月24日、第4回7月29日。時間場所は今後。

さいごに今後の予定で、小委員会4回まで。