目黒労協第47回定期大会


2025年11月15日 目黒労協第47回定期大会 目黒土建会館にて

2025年11月15日(土)午後1時から、土建目黒会館にて、目黒労協第74回定期大会が開催され、代議員19名+役員など33名が参加。1年間の経過報告、決算報告、2026年運動方針、新役員選出など、約3時間、活発な討論が行われました。

 議長選出 

大会議長には東京土建目黒支部選出の代議員を提案、会場の拍手で選出となりました。

 労協議長挨拶 

74回大会と歴史のある、私の生まれる前からある組織だが、地域の労組へっているなかで苦

しい運営。物価高止まらない中で新政権が問われている。労働法制についても、改悪の動きあり。

最低賃金引き上げ、意見書提出など行ったが、改定時期3月末まで延ばされる県などが出ている。

 来賓挨拶:東京地評・CUみなと厚生会分会・グーグル:アルファベットユニオンより 

・東京地評からは、最低賃金、教職員やケア労働者アクションなど今後も協力して進めよう

・厚生会分会からは、5年無期転換直前の雇止め争議の訴えが、当該分会長からありました。

・グーグル争議については、都労委・地裁闘争中。署名への協力の訴えがありました。

 議案・経過報告    1年間を振り返る経過報告は、労協副議長より。

大東通信機では業務拠点移転問題、都教組=教員はブラックで応募なく学校が持たない、目黒自動車、組合との合意ないまま新勤務体制が進められようとしている、等の課題がある。区職労も年間360時間残業が213人。しかし区職労では30年来の運動で保育園・児童館職場で産育休代職員の正規化を実現した。パスコ労組では一律5000円ベア獲得した。目黒ユニオン、有期転換権行使などが取り組まれ、福祉保育労:愛隣会では労働者代表選出を巡って動きが。また土建目黒、アスベスト被害へのとりくみなど進めてきた。 労協組織の強化拡大。加盟組合数増、加盟組合自体の組合員増、両面で取り組む必要がある。コロナ前後で取り組み方大きく変化。今後のスタイルまだ見えてこない。難しい課題だが取り組んでいきたい。

 決算報告・監査報告    

収入 毎月の会費と別に、1.6か月分の春闘カンパの協力を得てなんとか維持している。会費はほぼ完納。

支出 事務所維持:家賃・水道光熱費、事務局員の活動費でほぼ8割。余剰・貯金は特になし。

監査報告 会計監査:目黒学院役員:10月18日監査実施 適正である

 運動方針 提案  事務局長より

 石破内閣の物価上昇を上回る賃上げ、達成できなかった。高市首相、所信表明演説に「民主主

義」のことばは一切なし。労働時間規制緩和、「副業など増えているから残業規制はずして」と

いうが、「8時間働けばきちんと暮らせる賃金を」と求めたい。最低賃金、あげる方向にしたく

ないようである。労働者側の意見が入らない、結局は失敗した安倍政権のトリクルダウンと同じ

である。税金の使い方、国・都・区でも考えていく。例えば医療でも、独立法人化した都立病院、

税収が上がってもお金がはいらない。これらを例えば駅頭宣伝する中で、つながりが作れないか。

選挙、声を届ける最もわかりやすい制度。今後すぐ総選挙は、困難か。当面区・都議会選挙に参

加しようとあえて新規記載した。加盟労組での組合強化、さらに今後過半数代表への取組の必要

性・重要性増している。基本要求箇条書きは、目を通しておいてほしい。

 財政方針・予算案 提案 

専従体制追及はあきらめないが、現状1日の活動費7500円のアルバイト3人態勢、本来活動・指導できるオルグが望まれるが人もいないし、お金もない。毎月の会費、春闘カンパ従来どうりご協力を。加盟労組、加盟人員の増加を望みたい。特別会計決算なし。余分なお金はありません。

 代議員による討論 

休憩の後、特に質問などはないため、議長指名により、全参加労組10名の代議員から発言がありました。当日、たんその全国大会だったパスコ労組からは文書発言がありました。(詳細は別途大会報告特集号で)

 討論のまとめ 

事務局長よりまとめ答弁。運動方針・予算案と共に拍手で承認されました。

 役員選挙 

選挙管理委員会より13名の立候補者名簿が配布され、報告。定数内立候補者と投票方法は「定数内なら投票省略」規定有。これを使いたいと提起。議長から図られ、投票省略、立候補者信任が拍手で確認されました。事務局長→議長、議長→会計、新事務局長、・事務局次長は留任となり、新体制となりました。

 大会スローガン・大会宣言 

それぞれ執行委員(大東労組、土建目黒選出)から提案があり、会場の拍手で承認されました。

 閉会挨拶・団結ガンバロー 

大東労組選出の新副議長より、「労協パワーアップを」と、参加者全員で団結ガンバロー!