全労連・東京地評争議支援総行動 争議団が都内各所で社前集会!
20240530争議総行動展開図
キンドリルジャパン
朝一番は、JMITU日本ibm.再雇用賃金差別問題など、キンドリルジャパン本社前。本社は見上げる六本木ヒルズの47階。こんな大都会で働く労働者が、定年後再雇用になると、最賃以下?。月17.5万円は25万円に改善されたが、それでも初任給より低い。一流企業の社員といってもこれで、30年賃金が上がらない国ニッポン、最低賃金が上がっても平均賃金があがらない。賃金中央値はもっと上がらない、国の種明かしか。
民事法務労働組合
争議支援総行動、第二弾は、霞ヶ関法務省前。全国一般民事法務労組。蓮舫さんの民主党政権事業仕分けよりさらに昔、小泉政権の竹中平蔵、市場化テストは18年前。法務省の外郭民事法務協会が行っていた、各地の法務局での登記照合事務が、市場化テストとして実験台に。刑務所民営化よりはよかったのか。当時市場化テストは、目黒区では行われなかったが、23区でも杉並区図書館の数館で行われるなど、はやっていた。以来18年、当該労組も、全国一般も、支援共闘の国公労連も、闘い続けていること自体大変素晴らしい。もともとの外郭団体時代にしっかり労働組合を作っていた→市場化テストなど事業者が変わり雇用主が変わっても団結を維持→各人材派遣会社にも法務省にも団体交渉を申し入れ。全労働者対象にアンケートを毎年実施、という取り組みの積み重ね。しかし今年度10月からの業務の入札、2020年と比較して総額で9億8千万円も価格減少。95%以上は人件費なので、働く者の賃金は全国とも最低賃金になる。文字どうり同一労働なのに。非正規でも直雇用に戻すほうが絶対いい。
全医労小平国立精神・神経医療研究センター 一方的手当廃止裁判
5/30 争議支援総行動の途中で裁判所に。東京医労連、小平神経病院の手当一方的廃止。法人化したのにかかわらず、労働条件の不利益変更。裁判所前のビラ配りから取り組みが。
控訴審は弁論の前に、進行協議。それが遅れ開廷は11:30~。控訴人=労働側から、手当廃止の原因を被控訴人=法人側は、「経営の危機的状況」から「将来に向けての経営課題」と、控訴審の進行とともに変えてきた問題の求釈明がだされ、弁論の場で法人側の回答が即されました。一審不当判決を乗り越え、控訴審での証人調べも予定されてきています。次回弁論は9月18日11:00~ これまでに進行協議を4回ほど行う日程が確認されました。満員の傍聴席に向けて、閉廷後報告集会とのことでしたが、争議支援総行動:昼のIBM箱崎前集会が迫っていたため、出席できませんでした。
報告集会の模様(全医労東京病院支部さんXより)
昼はIBM箱崎ビルに総結集
争議支援総行動:昼の結集はIBM箱崎。箱崎ビル、IBMがキンドリルジャパンを分社化し、六本木に移転。空いたスペースを「雑居ビル」化するための改装中とのこと。この両社、労働委員会の命令に対しての対応では食い違いも。AIを使った労務管理・成績評価の内容開示を求める労組にIBMは拒否し続けています。集会では、当該から先週新たに組合加入した入社3年目の女性の例が紹介されました。「仕事を自分で社内で探してこい」「2段階降格」など乱暴なパワハラ的対応が続いているとのことです。組合への相談・加入を、箱崎ビルやキッチンカーにならんで昼食を買っている労働者に呼びかけました。