4月1日よりの労働関係法令変更
2024年4月1日からの、労働関係法令の変更・拡大などをまとめました
労働時間関係 36協定締結でも絶対上限
- 年720時間(月平均60時間)
- 年720時間の範囲内で、
・2〜6ヵ月の平均でいずれも80時間以内(休日出勤を含む)
・単月100時間未満(休日出勤を含む)
・原則(月45時間)を上回る月は年6回を上限
公務 人事院の進める人事行政について
明示すべき労働条件事項 無期転換権発生を明示等
①
③
④
すること202404厚労省労働条件明示変更リーフレット01001156050
裁量労働制
専門型裁量労働制対象に、銀行・証券会社のM&Aアドバイザーの業務に対象を拡大
現行
①研究者 新商品若しくは新技術の研究開発又は人文科学若しくは自然科学に関する研究の業務
②プログラマー 情報処理システムの分析又は設計の業務
③記者 新聞・出版の記事の取材・編集、放送番組の制作のための取材若しくは編集の業務
④デザイナー 工業製品、広告等の新たなデザインの考案の業務
⑤プロデューサー 放送番組、映画等の制作の事業におけるプロデューサー又はディレクター
⑥コピーライター 広告、宣伝等における商品等の内容、特長等に係る文章の案の考案の業務
⑦システムコンサルタント 情報処理システムの問題点の把握、活用方法の考案若しくは助言の業務
⑧インテリアコーディネーター 照明器具、家具等の配置に関する考案、表現又は助言の業務
⑨ゲームデザイナー ゲーム用ソフトウェアの創作の業務
⑩証券アナリスト
⑪金融工学等の知識を用いて行う金融商品の開発の業務
⑫大学における教授研究の業務
⑬新たにM&Aアドバイザー
ほか公認会計士、弁護士、建築士、不動産鑑定士、弁理士、税理士、中小企業診断士
労働者本人同意必須・同意の撤回手続き明確化
20240401裁量労働制同意手続き(厚労省)001080850
育児休業取得状況の公表の義務化
2024年4月1日より、従業員数1,000人超の企業は、育児休業等の取得の状況を年1回公表することが義務付
けられます。(P4)
厚労省育児・介護休業法 改正ポイントのご案内000789715
障がい者雇用率
令和5年度からの障害者雇用率は、2.7%、国及び地方公共団体等については、3.0%(教育委員会は2.9%)とする。
20240401令 和 5 年 度 か ら の 障 害 者 雇 用 率 の 設 定 等 001039344
雇用保険