争議支援の取り組み 国際福祉専門学校・日本IBM争議など


5月25日の全労連・東京地評争議総行動では、JAL争議、民亊法務労組、国立ハンセン病資料館、美々卯、全厚生、三和機材などの社前集会を紹介してきましたが、総行動以外でも各争議団の呼びかけに答えて、争議支援の取り組みを、日程の許す範囲で行っています。6月の取り組みをいくつか報告します。

 

6月3日18:00〜東京国際福祉専門学校争議、怒りと光のパレード。

新宿東口アルタ前集合。私教連委員長、新宿労連議長、守る会、当該と、次々発言。解雇争議勝利、復帰するも、パワハラ差別、そして学校の閉校で2度目の解雇と闘っています。卒業生のアイデアで、光り物多数を身につけて、18:30パレード出発。大ガードをくぐり、西口へ。京王デパート前でUターン、西口ロータリーを回って大ガードに戻り、都電線路後の公園で解散。50名弱の参加で19:00終了でした。


6月14日午後 IBM労働組合、東京都労働委員会審問傍聴。

AI不当労働行為事件と定年後再雇用問題。労働委員会では、労使それぞれ別室の控室に待機。それぞれ順番に審問室に呼ばれ、最後は労使揃って審問室へ。その間、労働側委員・使用者側委員がそれぞれの控室で、労働側・使用者側と調整。中立委員と共に審問室で調査を行います。現在コロナで人数制限があり、審問室には双方各々の時は7人、双方同時の時は各5人が入室。東京地裁ではコロナ人数制限が解除されてとのことですが、都労委は継続中。なので控室にいたのみですが、労働組合・弁護団・労働側委員のやり取りはとても参考になりました。
今日は結審まじかと思われたAI不当労働行為問題=AI「ワトソン君」による人事評価にたいして、その内容を開示することを求めた団交で会社側が、何をどう評価しているか開示せず、不当な態度で不誠実団交を行っている=では、突如会社側から和解提案がなされ、それへの対応が中心課題でした。定年後再雇用問題は、東京地裁でも争われており、「粛々とすすめる」日程を今後協議することに。
次回都労委は7月28日15:30から となります。写真は都庁第一本庁舎1階に集合の模様

6月22日、JMITU第285回金属反合行動、IBM本社前集会

目黒からも、JMITU目黒地域支部などから複数参加。集会の司会も務めました。